繋ぎ合え 揺らぐ心なら
暗雲広がる空 抜けて
重なり紡ぐ響きが
きっと君と羽撃く合図
言われもなく蔑まれても 受け流すような大人になって
憶測なら要らないから 口数さえも減らして
矛盾だらけの距離で 邪な執着が襲うよ
雁字搦めな錯覚で立ち眩む
奪い合う 存在意義さえも
見つめればあやふやなもので
不誠実さに怯えた日々さえも擬い物のよう
抱え持つ 欺瞞を贖え
浅はかな純潔を捨てて
繋ぐ絆知ったから この決意は翻らない
甘やかされた その主張で
誰に理解って欲しいと言うの
すれ違うたび自己弁護が
煙たげにまとわりつく
頑なな自意識が 澱みなく幻滅を誘うよ
狙う因果は裏腹に捩れてく
追い縋る 惰性を振り切れ
増していく加速度に乗せて
核心にある孤独で 研ぎ澄ます方向感覚
突き放し 凛と描くのは
永遠を契るような 軌道
見上げた空滲んでも もう後悔繰り返さない
信じ合い 交錯するのは
昨日より穢れてく祈り
疾走 音速越えたら 迎え撃つ 望まぬ終焉
繋ぎ合え 揺らぐ心なら
暗雲広がる空 抜けて
重なり紡ぐ響きが きっと君と羽撃く合図