誰も知らないだろう 言外のアイロニー
パラライズされていく懊悩の行方を
ノイズも嵩むメモリも
ペシミズムと馴れ合うように
先回りの自虐で予防線を張ってるつもり？
まるでパラノイア
執着を笑い
誰かの描いた想像の上で
踊らされていた真実を
虚飾のエンタメに昇華して
浴びる過多の思想 キミはどうしたいの？
独り 突き付けられたインテント
合理性のもとに均されて
無力化されていく本能を
まだ分からないの？
自他の境界も
触れた熱の正体も
抗ってよ リップシンクの快感は
キミだけのモノじゃないでしょう
満たされたフリしないで
美化した皮下の本音を
アノニマスのフィルター越しに
垂れ流せば数秒でキミみたいのが釣れるけど
まるでパラノイア
執着を嘆き
誰かの描いた想像の上で
踊らされていた真実を
認めたら壊れてしまうのでしょう？
誰の評価が希望？ピーキーな初期衝動
夢に毒されたようなギフテッド
カテゴライズされたがる癖に
理解られることには臆病だ
ありえないはずと撥ねた妄想も
中途半端な再現度
選ばれたいと 伸ばせば伸ばすほど
愛とかいう暴論で もっと
奪われていくみたいね
有り合わせの価値観でも
救われるならそれでいい？
人肌まで冷ました笑顔で
どうぞ
さよならするわ
浴びる過多の思想 キミはどうしたいの？
独り 脳裏に爆ぜたリフレクション
此処に生き 個々に死ぬのだと
誇りたい 我が儘な本能を
目を逸らしたってもう逃れられないの
触れた熱の正体を
選び取る痛みを知ったからこそ
伝えたいと感じたんでしょう
言わされたフリしないで