夢見た世界に生まれ落ちて
あの空の星を掴みたかった
求められるまま気高く在ろうと
背筋を伸ばして歩いてきた
凍った表情を溶かしたいよ
孤独な背中を支えたいよ
惹かれ合い 指絡めた
あなたと世界の果てに往こう
ふたりで紡ぎ出す魔法で
限りなく高く飛べば
誰よりも遠くを見渡せるでしょう
駆ける軌跡 ほら虹が掛かるよ
革命前夜
欺瞞と打算で編まれた檻
抜け出せる鍵を探していた
求められるなら虚構でもいいと
作り笑いで諦めていた
追いかける声に気づいてよ
本当は一人なんて嫌だよ
まだ諦めたくはない
あなたを救う旅路へ往こう
ふたりが巡り会う舞台に
不器用な愛を灯せ
輝ける路なら
きっといくつもある
走る跡に信愛の花 咲かすよ
切り拓く荒野
それぞれの罪深さは
違った魂の色彩で
沈黙の彷徨に暮れる
モノクロームの運命さえ
塗り替えられてくよ エンパシー
あなたへ無限の未来を贈ろう
ふたりが重ね合う願いは
古びた理想を超える
約束は今でも追い風を吹かす
立てる誓い
物語が始まる革命前夜